新古車とは 車用語集

新古車

新車の登録だけされて、実質的には使われていない車のこと。

未使用車のことを指します。
登録がしてあるので新車とは言えず、また普通の中古車とも違うのでこのような呼び方をします。
通常新車ディーラーが数字合わせのために、自社の名義で登録をするため発生します。
またこの「新古車」という呼び方は、ユーザーに誤解を与えるということで、現在は「未使用車」という言葉を使います。

新古車・未使用車とは

「新古車」と「未使用車」は同じ意味です。正式名称は「登録(届出)済未使用車」といい、ディーラー等の販売店が一度自社名義で登録したものの、実際には使用されていない車両を指します。

自動車公正取引協議会の規定により、現在「新古車」という呼称は正式には使用されていません。「新車」と「中古車」の区別があいまいで消費者に誤解を与える(優良誤認)という指摘から、「未使用車」または「登録済未使用車」と表示することがルール化されています。

新古車が発生する理由

  • 販売ノルマ達成:ディーラーがメーカーからの販売目標を達成するため、期末などに自社名義で登録することがあります
  • 試乗車・展示車:展示や試乗用として登録された車両が、その後販売に回されることがあります
  • キャンセル車:購入予約のキャンセルが発生した車両
  • インセンティブ獲得:一定台数を販売するとメーカーから報奨金が出るため、自社登録で達成することがあります

新古車(未使用車)のメリット

  • 価格が安い:新車と比べて10〜20万円程度安く購入できることが多いです
  • 納車が早い:すでに車両があるため、新車のように生産を待つ必要がありません
  • 税金の負担軽減:自動車重量税はすでに支払い済みの状態で、環境性能割も中古車価格で計算されるため安くなります
  • 車検残期間が長い:次の車検まで2年以上残っていることもあり、しばらく車検費用がかかりません
  • 新車同様の品質:実質的に使用されていないため、新車とほぼ同じコンディションです

新古車(未使用車)のデメリット

  • 選択肢が限られる:グレードやボディカラー、オプションを自由に選べません。特にメーカーオプションは後付けできないため、希望通りの車を見つけるのが難しいことがあります
  • 市場に出回る台数が少ない:人気車種や特定の仕様は見つかりにくいことがあります
  • 車検・保証期間が短くなる:登録日から期間がカウントされるため、購入時点で新車より短くなっています
  • ワンオーナー車にならない:一度登録されているため、将来売却時にワンオーナー車として評価されません
  • 補助金の対象外:電気自動車やPHEVなどの購入補助金は新車が対象のため、未使用車は受け取れないことが多いです

新車との比較

項目 新車 新古車(未使用車)
価格 メーカー希望小売価格 10〜20万円程度安い
納期 数週間〜数ヶ月 即日〜数日
カスタマイズ 自由に選べる 限られる
車検 3年間 2年〜3年弱
補助金 対象 対象外の場合あり

購入時の注意点

1. 車両状態の確認
「未使用車だから大丈夫」と過信せず、傷やへこみ、内装・外装の状態を確認しましょう。試乗車や展示車として使用されていた場合は、走行距離が数十km〜数百kmになっていることもあります。

2. 諸費用の確認
税金や自賠責保険料は支払い済みですが、未経過分として請求される場合があります。名義変更手数料、車庫証明代行費用、納車費用なども事前に確認しておきましょう。

3. 保証内容の確認
メーカー保証の残り期間を確認しましょう。保証継承の手続きが必要な場合もあります。

4. 販売店の信頼性
現在も「新古車」という言葉を使っている販売店は、自動車公正取引協議会に加盟していない可能性があります。不正表示のリスクもあるため、信頼できる販売店を選びましょう。

新古車(未使用車)がおすすめの人

  • なるべく安く新品同様の車を手に入れたい人
  • 急いで車が必要な人(納車を待てない人)
  • グレードや色にこだわりが少ない人
  • 軽自動車やコンパクトカーを検討している人(未使用車が多く流通しているため)

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